揚州大學機械工學院の張瑞宏教授は「農業分野で茶葉生産機械?設備はニッチな特殊農機であり、これを積極的に作ろうとする人は少ない。だが農村で生まれ育った肖宏儒さんは先進的な設備を持たない茶葉農家の苦しみを熟知している。彼は10年前に研究方向を茶畑生産機械化に転じ、ハードなたゆまぬ模索を開始した」と話した。科技日報が伝えた。
南京農業機械化研究所の肖宏儒研究員が率いるチームは10年にわたり、國家茶産業技術體系や國家科學技術支援計畫などの重大科學研究プロジェクトのサポートを受けた。長期的な革新と研究を経て、硬化土壌の深耕?施肥、グリーンな防蟲、茶葉バイオニクス摘み取りなどの重大な技術進展を実現した。茶畑生産機械化が直面する科學技術の難題を克服した。
肖氏のチームは生體工學の原理に基づき、新型茶摘み裝置を発明した。摘み取り?篩分け作業機構を設計し、跨ぎ自走式バイオニクス茶摘み機を作り、茶摘みの完全率と低効率の難題を解消した。
肖氏は「平坦な斜面の茶畑向けにも多機能茶畑管理機及び関連器具、跨ぎ自走式履帯茶摘機、茶摘みロボットを作った。緩やかな斜面の茶畑向けには、小型履帯式多機能茶畑管理機及び関連器具を作った。急な斜面の茶畑向けには、一連のコンパクトな作業裝置を開発した。これには手で支える自走式茶畑深耕機、小型淺耕機、手で支える、もしくは手に下げるタイプの小型茶摘機などが含まれる」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年8月8日