中國國際デジタルエンターテイメント産業會議2019がこのほど上海市で開幕し、中國音響映像?デジタル出版協會ゲーム出版活動委員會と國際データ公司がまとめた「2019年1-6月の中國ゲーム産業報告書」が発表された。
報告書によると、中國ゲーム市場の今年上半期の売上は前年同期比8.6%増の1140億2千萬元(1元は約15円)で、伸び率が前年同期比で3.4%増となった。うちモバイルゲームは21.5%増の770億7千萬元で、全體の67.6%を占めた。アプリゲームは313億3千萬元で27.5%を占めた。ブラウザゲームは50億9千萬元で4.5%に低下。業務用ゲーム機と據え置きゲーム機の売上寄與は0.5%しかない。
中國のゲームユーザー數は6月現在で6億4千萬人を上回り、前月比1.3%増、前年同月比5.9%増となっている。同時に中國獨自開発ゲームの上半期の売上は前年同期比15.4%増の921億4千萬元で、市場シェアは前年同期の76.0%から80.8%に上昇し、市場売上の主導的地位を保った。
中國ゲーム企業にとって重要な収入源の一つである、中國獨自開発ゲームの上半期の海外市場の売上は前年同期比20.2%増の55億7千萬ドル(1ドルは約105.9円)で、獨自開発ゲームの國內市場の伸び率を上回った。うちロールプレイングゲーム(RPG)、シミュレーションゲーム、マルチプレイゲームの人気が最も高く、その売上は海外における売上の83%を占めている。
今回発表されたデータによると、デジタルコンテンツ産業は今年上半期に安定傾向の中で好調さを維持し、業界発展の將來性が明らかに高くなっている。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年8月5日