天山東部、3000年前の大型集落の遺跡が発掘　新疆

3年間の発掘作業(yè)を経て、考古學(xué)者は初めて新疆維吾爾（ウイグル）自治區(qū)の川?湖周辺で、今から3000年前の青銅時(shí)代後期の人類居住遺跡を発見した。同遺跡の主體部分は先月末にすべて明らかになっていた。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

海子沿遺跡は巴里坤県海子沿村にあり、巴里坤湖から1キロしか離れていない。考古學(xué)者は2017年6月上旬に遺跡の全面的な発掘を開始した。今から3000年前の青銅時(shí)代後期の人類居住遺跡が見つかった。これは天山東部北麓の発掘で見つかっている、最大規(guī)模の石造家屋遺跡でもある。

考古學(xué)者は3年間にわたり、石で囲まれたかまど、灰坑、柱洞などの遺跡を発見した。ハダカムギが入った陶製の大型容器、石臼、石すり棒、骨器などの遺物、それから大量の牛、馬、羊の骨の殘骸を見つけた。

海子沿遺跡は天山東部の現(xiàn)在まで見つかっているうち標(biāo)高が最も低く、川?湖から最も近い大規(guī)模家屋遺跡の一つだ。同遺跡のさらなる研究は、天山地域の考古學(xué)文化の時(shí)空枠組み及び年代系統(tǒng)を補(bǔ)完し、同地域の青銅時(shí)代の社會(huì)狀況及び集落の形態(tài)を復(fù)原し、同地域の農(nóng)民と牧民の生産技術(shù)、物資の流動(dòng)と交流、人々の移動(dòng)などの學(xué)術(shù)問題の模索に重要な手がかりを提供している。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年8月5日