2019年北京世界園蕓博覧會(世園會)が開幕してから2カ月以上になり、中國電信(チャイナ?テレコム)北京支社は21日、初めて許可を受け世園會の會場內を飛行したドローンにより、空から撮影された會場の全貌を見ることができると発表した。北京日報が伝えた。
市民は1番ゲート西側の中國電信5G館で會場の全貌を見ることができる。中國電信は5G伝送技術により、會場內の風景を5G館に伝送する。館內の來場者は4Kもしくは8KのVR(バーチャルリアリティ)ゴーグルを裝著することで、VRドローンの生中継を見て、空撮された景観を楽しみ、體験者が最良の飛行アングルで會場の全貌を眺め下ろすことができる。
中國電信によると、ドローンがもたらす5G+VR技術生中継により、VRの世界と現実の世界が効果的に結びつく。この技術により使用者は不思議なVRの世界に入るが、リアルで立體的と感じることができ、3Dのイメージングが可能になる。
中國電信北京支社の関係責任者は、「4G時代にVR動畫生中継を見ると目が回り不快だった。これは4Gネットワークの遅延が相対的に大きかったからだが、5Gであればミリ秒級の超低遅延で、この問題を回避でき、同時により高畫質の畫像を提供できる。體験者はその場にいるような感覚になれる。VRフルパノラマの會場を見ればその美しさに圧倒されるだろう」と自信たっぷりに語った。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年7月22日