攜帯電話メーカーのHTCは來年上半期に初の5Gモバイルスマートネットワークセンターを世界でリリースし、米攜帯電話事業者スプリントと提攜し米國の5G市場に進出すると発表した。北京晨報が伝えた。
同社の王雪紅會長兼CEOによると、同社は5G時代の生態圏を構築中だ。新たな科學技術の時代の節目を迎えたが、スマートフォンは依然として人類生活の不可欠な部分であり続ける。王氏は、次の10年はAR(拡張現実)、VR(仮想現実)、AI(人工知能)、ブロックチェーン、5G高速ネットワークが活躍すると信じている。「5G時代の到來に伴い、我々はすべての戦略的な偉大な理想を実現し続ける。かつてけん引し続けてきた3G?4Gなどの通信技術の進化と同様、我々は5G時代の到來に向け準備を急いでいる」
HTCは攜帯電話業界でかつて、輝かしい成績を収めていた。1998年に世界初のワイヤレス?タッチコントロール端末を、2005年には世界初の3GWindowsOSスマホを、2008年には世界初のアンドロイドスマホを、2010年には世界初の4Gアンドロイドスマホを、2013年には世界初のフルアルミ合金ボディスマホを発売した。この攜帯電話業界のかつてのエリート企業は、2012年より下り坂に入った。攜帯電話市場で敗北すると、同社は3年前より事業の重心をVRに移した。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年12月3日
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