來年1月1日から越境EC小売輸入政策を調(diào)整　中國財政部

中國は2019年1月1日より、越境EC小売輸入をめぐる稅金政策を調(diào)整し、優(yōu)遇政策が適用される商品の限度額を引き上げ、対象商品リストの範(fàn)囲を拡大する。中國新聞網(wǎng)が財政部（財務(wù)省）サイトの情報として伝えた。

稅金政策の調(diào)整には3項目があり、1つ目は年間取引額の上限が一人あたり年間2萬元（1元は約16.3円）から2萬6千元に引き上げられ、今後は個人所得の伸びに合わせて引き上げ調(diào)整することだ。2つ目は1回の取引での限度額が5千元に引き上げられると同時に、課稅価格が1回の取引限度額を上回るが年間取引額の上限は下回り、1回の注文で1つしか商品を注文していない場合は、越境EC小売ルートによる輸入が可能で、貨物の稅率に基づいて関稅と輸入段階の付加価値稅、消費(fèi)稅を全額徴収し、取引額は年間取引総額に計上することだ。3つ目はすでに購入した越境EC小売輸入商品を國內(nèi)市場で再販売してはならないことだ。

また、対象商品リストの調(diào)整には2項目あり、1つ目はここ數(shù)年に消費(fèi)ニーズが旺盛な一部の商品をリストに入れ、スパークリングワイン、麥芽が原料のビール、トレーニングマシンなど63品目を加えたことだ。2つ目は稅則稅目の調(diào)整に基づいて、これまでの2件のリストについて技術(shù)的な調(diào)整とバージョンアップを行ったことだ。調(diào)整後のリストの稅目は1321になった。

消息筋によると、「こうした政策が実施されれば、越境ECという新業(yè)態(tài)の健全な発展を促進(jìn)し、貿(mào)易の新業(yè)態(tài)の新たなモデルを育成する上でプラスになる。國內(nèi)関連企業(yè)に適度な競爭を?qū)毪贰鴥?nèi)の産業(yè)のモデル転換?バージョンアップを促進(jìn)し、新しい原動力の成長を促進(jìn)する上でプラスになる。海外の質(zhì)の高い消費(fèi)財の輸入を増やし、人々の素晴らしい生活に対するニーズを満たす上でプラスになる。また公平な競爭が行われる市場環(huán)境の維持にプラスになる」という。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年11月30日