華為(ファーウェイ)の胡厚崑副會長兼輪番最高経営責任者(CEO)は18日に行われた世界経済フォーラムの第12回夏季ダボス會議で、「2019年中期に5G攜帯電話を販売する計畫」であると発表した。現在、大手攜帯メーカー間で激しい競爭が繰り広げられている。「北京晨報」が伝えた。
胡會長は同日行われた5Gがテーマのフォーラムで、「5G標準仕様の策定が完了した今年6月から、華為は世界の50を超えるビジネスパートナーと契約に調印した。2019年中期には5G端末を売り出す計畫だ。2026年には5Gの市場規模が9千億元(約14兆7553億円)に達すると見込む」と述べた。
すでに急進的な運営會社が5G商用ネットワークの事業展開を進めている。大手設備メーカーもパイの分け前にあずかろうと爭奪戦を繰り広げる。5G攜帯をめぐるサーキットで、華為も出遅れるわけにはいかない。最近は栄耀の趙明社長が、「2019年に全般的ソリューションを提供する5G攜帯電話の第1弾を発表する」と発表。栄耀は華為傘下のインターネット攜帯電話ブランドだ。華為が最近発売した「麒麟980」チップは5G対応が明らかにされている。
またOPPOやvivo、小米、聯想(レノボ)などのメーカーも念入りに準備を進めており、運営會社というブースター役も動き出した。
先週行われた2018年中國電信スマート端末技術フォーラムでは、中國電信(チャイナテレコム)市場部の陸良軍副社長が、「中國電信は5G端末商用化のトップグループにならなければいけない。2018年9月に5Gの原型となる端末の技術テストを開始し、當初の計畫では60臺のテストを予定する。19年3月には5Gテスト機を発表し、1200臺以上になる予定だ。19年第3四半期に商用テスト機を発表し、2500臺以上で端末間のネットワークテストや業務テストを行う」と明かしている。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年9月19日
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