現(xiàn)在の世界において、人類社會の人権保障はかつてない水準(zhǔn)にあり、かつてない潛在力を備えている。その一方で、世界レベルでも一國のレベルでも、人権の尊重?保障事業(yè)は依然として試練とチャンスが併存している。數(shù)多くの発展途上國では、その困難と阻害要因が一層際立ち深刻だ。(文:柳華文?中國社會科學(xué)院國際法研究所所長補佐、中國社會科學(xué)院人権研究センター執(zhí)行主任。人民日報海外版コラム「望海樓」掲載)
中國國務(wù)院新聞弁公室と外交部(外務(wù)省)は7、8両日に北京で第1回「南南人権フォーラム」を開催した。習(xí)近平國家主席が書面で祝辭を寄せ、70余りの國と國際組織の高官や學(xué)者ら300人余りが出席し、途上國と世界の人権発展の大計を話し合った。習(xí)主席は祝辭で、新時代において世界人権ガバナンスを強化する中國の聲を発した。人々を中心とし、人権の普遍性と特殊性の結(jié)合という原則を堅持し、協(xié)力によって発展を促進し、発展によって人権を促進し、人類運命共同體を共に構(gòu)築することを強調(diào)した。これは數(shù)多くの途上國さらには世界の人権事業(yè)の発展に対して重要な啓発的、先導(dǎo)的作用を持つ。
國際社會は人権の発展の不可逆性をよく強調(diào)する。だが、人権の持続可能な発展と進歩をどう実現(xiàn)するのか?世界の大多數(shù)の國と人々の命運と幸福をどう保障するのか?これは國際社會と時代の問いかけだ。中國と數(shù)多くの途上國の応答は時宜を得ている。
第19回中國共産黨大會は新型の國際関係の構(gòu)築と人類運命共同體の構(gòu)築という2つの「構(gòu)築」の推進を打ち出した。これは時代の発展の潮流に沿っており、中國と國際社會の発展の方向を指し示すものだ。世界最大の途上國である中國は國連、G20サミット、「一帯一路」(the Belt and Road)國際協(xié)力サミットフォーラムなど様々な場で南南協(xié)力を積極的に推進している。今回の人権フォーラムは「人類運命共同體の構(gòu)築:南南人権発展の新たなチャンス」をテーマとしており、南南協(xié)力に新たな活力を與え、新たな章を開いた。
途上國は世界人口の80%以上を占める。世界の人権事業(yè)の発展には途上國の共同努力が不可欠だ。中國が國情に基づき、生存権と発展権を最重要人権とし、法に基づく、全面的で漸進的な人権発展を堅持し、絶えず突破口を開き、歴史的成果を挙げていること自體が世界の人権事業(yè)への貢獻であり、途上國の人権保障水準(zhǔn)向上にノウハウと參考を提供することにもなっている。中國は「持続可能な開発のための2030アジェンダ」を積極的に実行に移し、平等と相互尊重を基礎(chǔ)とする人権分野の國際交流?協(xié)力を全面的に後押しし、南南協(xié)力のために地ならしをし、場を設(shè)け、さらに世界の人権ガバナンスに新たな方向、道筋、原動力を示した。
習(xí)主席は人権分野で鋭い論述を多く行っている。今回の祝辭では「中國人民は數(shù)多くの途上國を含む世界各國の人々と一致協(xié)力し、協(xié)力によって発展を促進し、発展によって人権を促進し、人類運命共同體を共に構(gòu)築することを望んでいる」と重ねて表明し、フォーラム出席者の強い共感を呼んだ。
世界各國は協(xié)同発展し、共に進歩するはずだ。これは新時代における人類運命共同體構(gòu)築の斬新な情景だ。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年12月8日
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