ドイツメディアは連日、中國の両會(全國人民代表大會?全國政治協商會議)に注目しており、李克強総理がその開幕式で行った政府活動報告、特に「青空を守り、勝ち取るために力を盡くす」と強調し、全國民に「青空の日は一年ごとに多くなっていく」と約束したことを高く評価した。ドイツメディアは、李総理の発言は自信にあふれ、勇気づけられると評価した。科技日報が伝えた。
獨誌はデータを引用し、中國がエネルギーモデルチェンジですでに世界のトップ集団入りを果たしているとした。ドイツの目立たぬ変化と比べ、中國はより力強い措置を講じ、クリーンエネルギーへの転換を図っている。中國は3年連続で石炭消費量を減少させており、2016年は前年比で4.7%減となった。その減少させた消費量は、英國の通年の石炭消費量に相當する。國際エネルギー機関は2年前まで、中國の石炭消費量は2030年まで増加を続けると予想していた。
ドイツメディアは、現在も中國は世界最大の石炭消費大國だが、既に水力?風力?太陽光?原子力?天然ガスなどのクリーンエネルギーの使用を拡大していると伝えた。中國の一次エネルギー消費量に占める石炭の割合は、64%から62%に低下した。政府はすでに100カ所以上の石炭火力発電所の建設計畫を停止しており、これは実に厳しい措置だと評価している。
石炭消費量の減少に伴い、中國のCO2排出量も年々減少している。この4年間で排出量の増加にストップがかかり、政府は今年、前年比で1%減少すると予想している。
また、中國の風力発電所、太陽光発電所の建設もかなりのスピードで進められている。中國の昨年末までの太陽光発電新規設備容量は3454萬kW、累積設備容量は7742萬kWで、いずれも世界一となった。ドイツメディアは、中國のエネルギーモデルチェンジは、真のエネルギー革命をもたらすと報じた。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年3月15日
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