第12期全國人民代表大會第5回會議は4日、北京の人民大會堂で記者會見を開催した。傅瑩報道官が會議の議事日程と活動に関連した問題について、國內外の記者からの質問に答えた。
記者の「煙霧対策はどうか」との質問に対し、傅報道官は「過去4年間を振り返ると、中國共産黨中央委員會と國務院はこの問題を非常に重視するとともに、一連の力強い措置を採用し、人民代表大會とその常務委員會もたくさんの著実な努力を重ねて、4年連続で環境保護をめぐる法律の法執行(エンフォースメント)検査を行い、大気汚染防止法と環境保護法を全面的に改定した。また現在定められている制度では、毎年、國務院の環境の狀況と環境保護目標の達成狀況に関する報告を聴取することになっている。全體としてみると、ここ數年は中央政府から地方政府まで、企業まで、社會まで、すべて多くの努力を重ね、煙霧対策も効果を上げたといえるが、國民の期待するレベルにはまだ大きな開きがある。特に冬の確定的な狀況はかなり厳しく、そのため引き続き汚染対策を堅持し、好転する狀況を実現させなければならない。また大気汚染だけでなく、國內でみられる一部地域の水や土壌の汚染問題も相當深刻であり、人民代表大會常務委員會は現在、水汚染防止法の改訂と土壌汚染防止法の制定を急ピッチで進めており、社會から寄せられる知恵も歓迎もする」と答えた。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年3月4日
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