ここ數日、幼稚園で小動物を観察しようという宿題になぜか大きなコイを持ってきてしまったある園児がネットで話題となっている。「なんて非常識な親なんだ」という意見から「正直すぎる親だ」という意見まで、ネットユーザーたちの反応は様々だ。三湘都市報が伝えた。
そんななか、この園児の父親を7日、浙江省慈溪市で見つけることができた。取材に応じてくれたこの父親は最初気まずそうにしていたが、最後にはその真相を語ってくれた。彼曰く、親子間のコミュニケーションの問題で、宿題の內容をよく理解せずに、釣ってきたコイを子供に渡してしまったのだという。
この父親は苦笑いしながら「今回の件はとてもバカなことをしてしまったと思うので、できることなら話したくないんだ。本當に特にどうこうしようと思ってやったことではなく、子供もはっきり言わなかったものだから、てっきりどんな魚でもいいと思ってしまって。だからどっちにしろ釣った魚だし、子供に幼稚園に持っていくようにと一匹のコイを渡したんだ。コイは食べてもあまりおいしくないしね。多分1キロくらいはあったんじゃないかな。あの寫真は幼稚園の先生が撮影し、保護者のグループチャットに転送されたもので、多分もう1、2ヶ月前くらいのことになると思う。確か園児たちに金魚や亀などの小動物を持ってこさせて、學ばせるためだったと聞いている」とこの件のあらましについて語ってくれた。
そして「コイはおいしくないから、持たせただけなんだ。1キロほどのコイをただ遊ばせてあげようと思って持たせただけだったのに」と何度も繰り返していた。(編集YK)
「人民網日本語版」2017年1月10日
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