西山誠一さん(84)は13日、招きを受けて南京大虐殺犠牲者國家追悼式典に參加した。西山さんは14日夜、南京民間抗日戦爭博物館を參観し終え、南京を離れる前に、呉先斌館長に「謝罪の手紙」を震える手で手渡し、中國侵略戦爭に參加した父に代わり、南京の人々、中國の人々に謝罪した。現(xiàn)代快報が伝えた。
▽南京を初訪問 手紙で父に代わり謝罪
今年84歳の西山さんは、複雑な心境で初めて中國の地を踏んだ。78年前、西山さんの父親は日本軍の砲手として南京攻略戦に參加した。今回、西山さんは友好使者として、犠牲になった南京の人々のために読経し、祈禱した。
西山さんは一週間前、「南京平和法要友好訪問団」の日本民間代表として、南京での國家追悼式典に參加することを招待された。彼は12日に南京に到著すると、こっそりと手紙をしたためて胸にしまい、手渡すチャンスを待っていた。
西山さんを含む石川県加賀市の代表とその他の地方から參加した9人の日本人および宗教関係者は、13日午前に國家追悼式典に參加し、午後には南京大虐殺の30萬人の犠牲者のために祈禱と読経を行った。14日、西山さんと訪問団は南京利済巷慰安所舊跡陳列館、侵華日軍南京大虐殺遇難同胞紀(jì)念館、南京民間抗日戦爭博物館を參観した。