東京で9日夜、「南京大虐殺78カ年 2015年東京証言集會」が行われ、南京大虐殺の生存者?陳徳壽さん(83)が、約220人の日本人を前に、中國を侵略した舊日本軍が南京で犯した數々の悪行を証言した。人民日報が報じた。
約30分の証言を、聴衆は真剣に聞き、多くの人がメモを取っていた。
市民団體の連絡組織「南京大虐殺60カ年全國連絡會」が約20年にわたり毎年、南京大虐殺の生存者を日本へ招き、証言集會を開いてきたものの、今回で最後を迎えたとあり、多くの人が參加した。東京品川區に住んでいる60代の大木さん夫婦も參加者の一人で、「今までは南京大虐殺のことをあまり知らなかった。新聞で、今回がおそらく最後の証言集會であることを知り、參加した。生存者の証言を聞いて、歴史の事実が分かった」と語った。
証言集會が始まる30分前には會場のドアの前に長蛇の列ができ、100人ほどの參加の予想のところ約220人が參加。150人しか座れない會議室に、さらに椅子が並べられたものの、床に座る人のほか、ドアの外で20人ほどが立ち見するほどだった。