9日に開(kāi)幕した「中國(guó)(深セン)國(guó)際テレビドラマフェア2015」で、中國(guó)映畫(huà)の巨匠?尤小剛(ヨウ?シアオガン)監(jiān)督が、「『IP(intellectual property:知的財(cái)産権)』、『若いイケメン』、『リアルバラエティ番組』などが人気ワードとなる中、中國(guó)國(guó)産のドラマは今後、どの方向に進(jìn)めば良いのだろうか?業(yè)界內(nèi)の多くの人がそのように困惑している」と胸の內(nèi)を語(yǔ)った。北京晨報(bào)が報(bào)じた。
「若いイケメン」について、尤監(jiān)督は、蕓能界に「新人」が出てくるのはいいことだが、「若いイケメンの人気」イコール「演技力」ではないと指摘する。そして、「『若いイケメン』については、こう考えなければならない。アイドルの多くがリアルバラエティ番組に出演するようになっているため、新人を起用するスピードが速くなっている。新人の起用のスピードが速くなると、外向的な演技が求められるようになる。厳密にいうと、深みのある作品には、そのような『若いイケメン』は向いていない」との見(jiàn)方を語(yǔ)った。
「歴史もののドラマが急激に減り、社會(huì)や生活をテーマにしたドラマの注目度も下がり、『演技派』がドラマから消えた」という見(jiàn)方には、尤監(jiān)督は完全には賛同していない。しかし、筆者は今年の取材の中で、多くのプロデューサーが「出演する役者を、ドラマはリアルバラエティ番組に譲らなければならない」という嘆きを何度も聞いた。例えば、今年のドラマ「花千骨(The Journey of Flower)」で大ブレークした馬可(マー?クー)は7月、中國(guó)中央テレビ(CCTV) の某リアルバラエティ番組の撮影のため、某ドラマの撮影に1カ月遅れで參加した。この點(diǎn)、尤監(jiān)督は、「リアルバラエティ番組の出演者の出演料は下がるどころか上がっている。厳密に言うと、今後はリアルバラエティ番組に注がれる精力が、ドラマの製作に注ぐ精力を超えるようになるだろう」と予測(cè)している。
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年12月11日
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