中國外交部(外務省)の華春瑩報道官は9日の定例記者會見で「すでに在韓國中國大使館は韓國側の関係機関と、中國漁船が韓國海軍に撤退を強要された件について意志疎通と事実確認を行い、韓國側に説明と共に中國側の人員と船舶の安全を確保するよう求めている」と表明した。
韓國軍側によると、韓國海軍は昨日午後、北方境界線を越えた中國漁政船に対して警告射撃を行い、撤退を強要した。これについて華報道官は懸念を表明。中國側の船舶または人員が影響を受けたとの報告は受けていないことも明らかにした、また、事態の進展を引き続き緊密に注視するとした。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年12月10日