第4回中國?中東歐諸國首脳會議(16+1)がこのほど、江蘇省蘇州市で開催された。中國による同會議の開催は今回が初めて。「16+1協力」は、中國とASEANによる「10+1協力」に続き、中國が提案して実現した新たな協力メカニズムとして成功を収めつつある。(文?王義桅。同済大學ドイツ研究センター兼任研究員、中國人民大學EU研究センター長。人民日報海外版コラム「望海樓」掲載)
「1ベルト、1ロード」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)の打ち出しを受け、「16+1協力」のレベルや意義はさらに高まっている。24日に発表された「中國?中東歐諸國協力中期計畫」はそれを証明するものとなった。「1ベルト、1ロード」の60カ國余りの沿線諸國のうち、中歐?東歐諸國は4分の1を占め、世界の新興市場の重要な地域となっている。「1ベルト、1ロード」の建設は、沿線諸國の企業の投資の道や貿易の道を広げるだけでなく、中國と中東歐諸國との文化の道と友情の道を広げるものともなる。
第4回「16+1協力」首脳會議では、「新たな起點、新たな分野、新たなビジョン」が主題となった。「新たな起點」とは、中國側が初めて首脳會議を開催したことで、「16+1協力」が過去を継承し未來へとつなげる重要な時期にあることを指す。「新たな分野」とは、今回の會議が、一連の新たな措置を打ち出し、新たな見どころを形成し、新たな分野を切り開くことを主旨としたものであることを指す。「新たなビジョン」とは、今回の會議が、トップレベルデザインを重視し、今後5年の発展の青寫真を描くものであることを指す。
今回の會議はさらに、「新たな原動力」「新たなプラットフォーム」「新たなエンジン」を用意するものともなった。
まず「新たな原動力」。投資や貿易は、「16+1協力」で最も活力に満ちた成長源である。例えば、國際電子商取引への協力分野の拡大や「バーチャル16+1技術移転センター」設立の奨勵?支援などでの協力は、新たな成長源として「16+1協力」の価値を高めている。中?東歐16カ國のうち、11カ國はEU加盟國であり、殘りの5カ國もEU加盟を申請中である。今回の蘇州での會議には、オーストリアとギリシャが初めてオブザーバー國として參加した。「16+1協力」の求心力は高まっており、イタリアも將來の加入を希望している。「新たな原動力」は、新たな成長分野だけでなく、その他の新たな分野や新たなメンバーなどによってももたらされている。