曾明さんは帰國後も獨學で日本語を學んでいた。寫真は機に並べられた日本語書籍。
16日の時點で、四川省で暮らす劉さんの27歳になる息子?曾明さん(仮名)が家を離れて14日が過ぎた。劉さんは微博(ウェイボー)で息子の情報提供を求めている。劉さんによると、息子は日本での留學中、生活に不満を感じうつ病を患い退學、帰國した。家出する直前は癥狀も好転しつつあったというが、「まさか家出をするなんて」と嘆く。四川新聞網が伝えた。
今月2日午後2時過ぎ、劉さんが普段より早目に仕事を終え帰宅すると、滅多に外出することのない息子の曾明さんの姿はすでになかった。財布や身分証、攜帯などは家に殘され、家の鍵と乗車カードだけを持って出て行ったようだった。「當初は親戚の家にでも遊びに行ったのだろうと思い、親戚宅に電話をかけたが、息子は來ていないと言われた。3日後、警察に通報したが、未だに何の情報も入っていない」
曾さんは今年27歳、かつて日本に大學院生として留學するも、學業を終えることなく1年で退學して帰國した。理由はうつ病を患ったためと劉さんは言う。大學卒業後、曾さんは家の経済的負擔を少なくしようと、日本の公立大學を受験し、合格した。しかし、內心はずっと早稲田大學を希望していたようだった。「留學生活が始まり、友人が早稲田大學に合格して留學していると聞くと、ますます自分の現狀に不満を感じるようになり、不安に苛まれてうつ病を患った」