全國新規登記市場主體數および資本総額の近年の増加率 |
國家工商行政管理総局が7日に開いた記者會見で、國家工商行政管理総局弁公庁主任、報道官の于法昌氏は、上半期の市場主體(注:ここでは企業と個人経営主を指す)の発展、市場の監督管理、消費者の権利保護などの基本狀況について以下のように説明した。人民日報が伝えた。
◆新規登記の市場主體が急増
全國の市場主體は今年上半期に安定的に発展した。特に3月1日に登録資本登記制度改革が実施されると、市場の活力が引き出され、新たに登記された市場主體が急増した。
1?6月の全國新規登記市場主體は593萬9500社に達し、前年同期比85萬300社増となり、増加率が16.71%(前年同期比8.41ポイント上昇)に達した。登録資本(金)は前年同期比3兆9700億元(約65兆1600億円)増の9兆3000億元(約152兆6400億円)に達し、増加率が74.51%となった。
登録資本登記制度改革が3月より全面的に実施されると、毎月の新規登記企業は平均30萬社のペースで増加し、各種企業主體、特に民間企業の活力が引き出された。3?6月の全國新規登記企業は前年同期比66.85%増の126萬9300社に達し、そのうち民間企業が70.14%増の120萬社となった。
上半期の全國新規登記外資系企業の平均規模が大幅に拡大し、外資利用の質が改善を続けた。1?6月の全國新規登記外資系企業は6.31%増の1萬7700社に達し、2年連続のマイナス成長後、前年同期比ベースでプラスに転じた。外資新規投資総額は23.80%増の1301億3000萬ドル、登録資本は35.26%増の827億1500萬ドル、払込引受は33.87%増の685億2400萬ドルに達した。
新規個人事業主が、雇用問題を解消する主要ルートになった。6月末現在、全國個人事業主従業員數は2億3200萬人に達し、2013年末より1303萬4600人増(昨年1?6月の3.88倍)となった。そのうち第三次産業の個人事業主従業員數の伸び幅が最大で、1130萬7500人と全體の86.75%を占めた。
登録資本登記制度改革は、情報伝送?ソフト?情報技術、文化?スポーツ?娯楽、リース?ビジネスサービスなどの新興産業を力強くけん引した。業界別に見ると、情報伝送?ソフト?情報技術の新規登記企業數は前年同期比138.5%増、文化?スポーツ?娯楽は106.5%増、リース?ビジネスサービスは102.0%増、科學研究?技術サービスは99.5%増となり、企業數の平均増加率を大幅に上回った。
登録資本登記制度改革の全面的な実施により、市場主體の増加率が上昇した。工商部門は現在、市場主體の発展の質のリサーチを検討している。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年7月8日