中國、北京－広東の機(jī)內(nèi)で妊婦が雙子出産

人民網(wǎng)日本語版　2014年07月07日15:39

2日に北京から広東省湛江市に向かっていた中國國際航空CA1877便で、妊婦の陳さんが、上空で雙子の女の子を出産するというハプニングがあった。出産後、母子共に容態(tài)は安定している。同機(jī)は、広州白雲(yún)國際空港に緊急著陸した。新京報(bào)が報(bào)じた。

同機(jī)で陳さんの座席のエリアを擔(dān)當(dāng)していた乗務(wù)員の彭雪芮さんは、搭乗した陳さんのお腹が大きいことに気付き、妊娠32週を過ぎると搭乗できないと規(guī)定されているため、確認(rèn)したところ、陳さんは「30週目」とする診斷証を見せ、「検診に行ったばかりで、何の問題もなかった。出産のために湛江市にある実家に帰る」と話したという。そのため、彭さんは、陳さんを席まで案內(nèi)し、荷物もしまって、毛布と枕を渡した。

午前7時(shí)50分に飛行機(jī)が離陸し、彭さんが陳さんの狀況を確認(rèn)したところ、何の問題もなかった。

しかし9時(shí)20分、陳さんは突然、乗務(wù)員に陣痛を訴えた。乗務(wù)員に知らされ彭さんが駆けつけた時(shí)、陳さんの頭は汗でびっしょりになっていたといい、慌てずにトイレに行ってそのほかの癥狀がないか確認(rèn)するよう案內(nèi)した。

「トイレから出てきた陳さんは『出血が始まった』と言っていた。これは早産の兆候」と彭さん。「パーサーの閻晶さん(同航空會(huì)社重慶支店)にすぐに知らせ、機(jī)內(nèi)放送で醫(yī)師を探した」。乗務(wù)員も、機(jī)內(nèi)に搭載されている醫(yī)療用のメスやゴム手袋、消毒剤、麺棒、臍の緒クランプ、注射器、さらに溫水などをを準(zhǔn)備したほか、ファーストクラスに出産できる場(chǎng)所も用意した。

幸いにも機(jī)內(nèi)に醫(yī)師が2人乗り合わせており、出産がすぐに始まると判斷。乗務(wù)員も、消毒済みの毛布と枕を用意して、陳さんを?qū)嫟护瞥霎bに備えた。當(dāng)時(shí)、陣痛が強(qiáng)く、いつ生まれてもおかしくない狀況だったという。

その後、10時(shí)10分に、1人目を出産。バイタルサインも正常で、その3分後に2人目を出産したという。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年7月7日