參加した日本の銘心會の松岡環代表は、「日本は中國で侵略戦爭を発動し、南京大虐殺を含め言葉には書き盡くせない數々の罪を犯した。こうした歴史を日本の人々に知らせなければならない。とりわけ若い學生に知らせなければならない。日本が中國で犯した罪を知らないのは非常に不幸なことだ」と述べた。
ピースおおさか大阪國際平和センターの有元幹明前事務局長によると、日本の安倍內閣は憲法第9條の精神に背いて、集団的自衛権を解禁した。だが有元さんたちは日本が再び軍隊を外國に派遣することを絶対に許さないし、「これからの使命は日本の若い人々が海外の戦場へ行って現地の人々を殺害するようになるのを防ぐことだ。7月7日は不戦の誓いの日とするべきだ」と主張する。
活動家の山橋宏和さんも、7月7日または南京大虐殺の記念日である12月13日を日本の一般市民が侵略戦爭の歴史を振り返り、日本によって無慘に殺害されたアジア各國の人々に哀悼の意を表し、二度と再び戦爭を起こさないと誓う日にすることを主張する。
服部良一元衆議院議員は、「憲法第9條は日本のアジアや世界に対する、二度と戦爭を起こさないという約束だ。安倍內閣が集団的自衛権を解禁したことや、実質的に憲法第9條を破壊するさまざまな動きに斷固反対する」と話す。
京都から來た本田克己さんは集會の場所で、試作したばかりのこま犬の説明表示板を披露し、今あるものと交換してほしいと述べた。本田さんの表示板には、中國侵略日本軍がこま犬を略奪して日本に持ち帰った経緯が詳しく書かれており、最後の部分には、「私たちは今、日本が中國を侵略した歴史を改めて確認し、真摯な反省と謝罪の心を抱き続けるべきだ。この2頭のこま犬が日本が再び侵略という誤りを犯さないことを証明するものとして、日中両國民の平和友好のシンボルとなり、歴史の遺産として永遠に大切にされることを願う」などと記されている。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年7月6日