外交部(外務省)の華春瑩報道官は1日の定例記者會見で、「中國側は最近の日本側による中國に関する否定的な動きに対し、重大な懸念を表明する。もめ事を引き起こすことを止め、中國についてのデマを飛ばし、中國を中傷することを止めるよう要求する」表明した。
【記者】日本とインドネシアはこのほど日本で外務?防衛擔當閣僚會合「2プラス2」を開いた。共同通信など日本メディアは、「雙方は南中國海や東中國海で中國が緊張を激化させ得るいかなる行動を取ることにも強く反対」し、「中國の『海警法』公布に懸念を表明した」と報じた。インドネシアのルトノ外相は今回の訪日についてメディア向けブリーフィングを行ったが、上記のような中國を念頭に置いた內容には言及しなかった。これについて中國側としてコメントは。
【華報道官】中國側は日本メディアのこうした報道に留意している。実は、すでにインドネシアは日本側の情報発表後、直ちに中國側と內部の意思疎通を行い、関連狀況についてきちんと説明した。どの國家間の関係発展も、両國の利益にかなうだけでなく、地域及び世界の平和と発展に建設的作用を果たし、プラスのエネルギーを貢獻すべきであり、第三國を標的にすべきではないということを強調したい。我々は最近の日本側による中國に関する一連の否定的な動きに対し、重大な懸念を表明する。もめ事を引き起こすことを止め、國際関係の基本準則を厳守し、中國についてのデマを飛ばし、中國を中傷することを止め、実際の行動によって中日関係の大局を守るよう要求する。また、関係する日本メディアが社會的責任と職業倫理を堅持し、虛偽情報を作ることを止めるよう望む。地域の國々の間の対立を煽り、緊張を作り出してはならない。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年4月2日