「オーバー30女性」は仕事のチャンスがどれくらいあるか？

最近、バラエティ番組の「乗風(fēng)破浪的姐姐（風(fēng)に乗り浪を破る姉さんたち）」が大人気だ。出演する女性メンバーが全員30歳を超えていることから、人々の間で「オーバー30女性」のキャリアアップに関心が集まり、議論が起きている。現(xiàn)実の暮らしの中では、働く女性の多くが、30歳を過(guò)ぎると家庭と仕事のバランス、仕事でのモデル転換といった問(wèn)題に直面する。30歳は働く女性にとって1つの関門なのだろうか。

中國(guó)青年報(bào)社會(huì)調(diào)査センターがこのほど問(wèn)巻網(wǎng)(wenjuan.com)と共同で、働く人1973人を?qū)澫螭苏{(diào)査を行った結(jié)果、86.2％が「周りにいる30歳以上の女性の多くは仕事でのチャンスが激減していると感じる」と答えた。女性が直面する問(wèn)題は主に昇進(jìn)のチャンスがなかなか得られないこと、重要な仕事は任されず人事異動(dòng)もないことだ。53.9％が「優(yōu)遇政策を打ち出して雇用機(jī)関が社會(huì)的責(zé)任を果たすよう奨勵(lì)して欲しい」と答えた。

86.2％「周りのオーバー30女性は仕事でのチャンスが激減している」

上海の外資系企業(yè)で働く程靜さん（仮名）は今年35歳で、2歳の子どもがいる。程さんの印象では、子どもを身ごもってから、仕事で妥協(xié)せざるを得なくなった。「妊娠初期に、重大プロジェクトでチームを作ることになった。自分は強(qiáng)い興味があり、他の人より経験もあると思っていたが、出産予定日とプロジェクト執(zhí)行時(shí)期が重なり、チームに入れてもらえなかった」という。産休が明けて復(fù)帰すると、既存のプロジェクトに後から入ることはできず、彼女自身もエネルギーの一部を子どもに注がなければならず、退社すれば急いで家に帰らなければならなかった。新しいプロジェクトでは、自分でも重要な仕事を引き受けられるかどうか不安で、補(bǔ)助的な仕事をするしかなかった。

「會(huì)社の上層部に女性はほとんどおらず、男性ばかりだ。少し前に女性の同僚が産休期間中に配置転換された。『みんな自分の仕事があって余裕がない』狀態(tài)で、現(xiàn)場(chǎng)では誰(shuí)かが責(zé)任を取らなければならないし、會(huì)社も正常に運(yùn)営されなければならない」。このように話す29歳の胡茗菲さん（仮名）は最近、結(jié)婚の予定を立てつつ、転職のこともずっと考えてきた。「うちの會(huì)社は女性の昇進(jìn)ルートが明らかに狹く、階層が上にいけばいくほど女性が少なくなる。早くから仕事で『ガラスの天井』にぶつかりたくはない」という。