習近平國家主席はギリシャのパヴロプロス大統領の招待を受けて、10日から12日まで國賓として同國を訪問する。中國の國家主席によるギリシャ國賓訪問は11年ぶりであり、両國関係発展の歴史における一里塚となるのは確実だ。(文:章啓月?駐ギリシャ中國大使。人民日報掲載)
中國とギリシャには長い交流の歴史がある。早くも2000年以上前から両國の人々はユーラシア大陸を橫斷する古代シルクロードを通じて様々なものを融通し合っていた。互いに尊重し合い、支持し合い、苦難を共にすることで、両國の友好は盤石で、長い時間を経てますます輝きを放つものとなった。1972年の國交樹立以降、特に2006年の包括的な戦略的パートナーシップの構築以降、両國の伝統的友情は一層深まり、各分野の協力は勢いよく発展してきた。
近年、両國の指導者が自ら重視し、後押しする中、中國とギリシャの関係は規模?制度?文化の異なる國家間の平和的共存、協力?ウィンウィンの模範へと次第に発展した。今回の訪問で習主席はギリシャの指導者と共に両國の包括的な戦略的パートナーシップ発展の壯大な青寫真を描き、各分野の協力の推進について新たな方針をまとめ、人類運命共同體の構築について新たな責任感を示し、両國関係に新たな弾みを付ける。
「一帯一路」を共同建設し、互恵?ウィンウィンの新たなチャンスを創造する。ギリシャは「一帯一路」の共同建設を斷固として支持し、これに積極的に參加している。ギリシャは歐州の先進國で初めて中國と「一帯一路」共同建設政府間協力覚書に調印した。互いの努力で、すでにギリシャのピレウス港は「一帯一路」沿線の輝く美しい真珠となり、各分野での両國協力の実り豊かな成果につながっている。両國による「一帯一路」共同建設は、質の高い発展の方向に沿って大きく前進していく。