(3)世々代々の友好という基調。中日には二千年余りの友好的交流の歴史と深く厚い歴史的?文化的根源がある。中日は共に東洋獨特の文化的背景、価値理念、思想的共通性を有しており、混亂し交錯する現在の國際情勢の下、その時代的価値は日増しに顕在化している。両國首脳は中日ハイレベル人的?文化的交流協議制度の年內始動を決定した。これは両國のさらに深いレベルの人的?文化的交流と感情的共鳴の実現を推進するうえで重要な意義を持つ。
客観的で友好的な社會世論環境を共同で築く必要がある。數年前、中日関係が困難な局面に陥ったことで、両國の國民感情も冷え込んだ。近年、日本國內では中國に関して理性的な聲が多少増えたが、対中認識に偏りのある人々はまだいる。私はメディアがしっかりと責任を負い、懸け橋としての役割を果し、ポジティブでプラスの、客観的な情報を伝えて、両國民が相手側を正しく理解し、良好な相互作用を形成できるようにする必要があると考える。両國のメディアは広範で踏み込んだ交流を行い、相互信頼と相互理解を増進し、互いの努力を通じて、両國が相手國をより理性的、客観的、包摂的に受け止めるよう誘導し、新たな時代の中日関係のために良好な社會的基礎と民意の環境を築く必要もある。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年8月26日