北京は19日、極めて深刻な強(qiáng)風(fēng)に襲われ、局地的にその風(fēng)速8級(jí)(17.2~20.7メートル毎秒)以上にまで達(dá)し、大木が風(fēng)でなぎ倒されたほか、航空機(jī)や列車の運(yùn)行も影響を受けた。また、今回の強(qiáng)風(fēng)でこれまでに4人が犠牲となっている。
〇一瞬の強(qiáng)風(fēng)で壁倒壊し3人が犠牲に
19日午後、北京東直門バスターミナル東側(cè)にある壁が強(qiáng)風(fēng)で倒壊し、歩行者3人が下敷きとなり、そのうち2人はその場(chǎng)で死亡が確認(rèn)され、殘る1人も救命措置の甲斐なく死亡した。
〇強(qiáng)風(fēng)でなぎ倒された樹木の下敷きとなり、フードデリバリースタッフ死亡
19日午後、北京市白紙坊西街で、強(qiáng)風(fēng)で1本の街路樹がなぎ倒され、バイクで走行していたフードデリバリースタッフの男性を直撃。病院に搬送されて救命措置が施されたが、死亡した。
〇強(qiáng)風(fēng)で航空機(jī)が激しい揺れ、機(jī)內(nèi)はパニック狀態(tài)に
19日午後4時(shí)5分ごろ、首都國際空港に著陸したCA1404便の乗客はまさに恐怖のひと時(shí)を體験することになった。
同便に搭乗していたある乗客は、「著陸のために高度を下げた時(shí)は本當(dāng)に怖かった。まだ腳が震えてしっかり立てない。機(jī)體が激しく上下に揺れて、まるでジェットコースターに乗っているような気分だった。機(jī)內(nèi)では、恐怖のあまり次々と叫び聲をあげる女性客が大勢(shì)いて、なかには嘔吐してしまった乗客もいた」と話した。