習近平國家主席は15日から21日にかけてアジア太平洋経済協力會議(APEC)第26回非公式首脳會議への出席、パプアニューギニア、ブルネイ、フィリピン國賓訪問、國交のある太平洋島嶼國首脳との會談を行った。王毅國務委員兼外交部長(外相)は外遊の狀況について、隨行記者に次のように説明した。中國新聞社が伝えた。
習主席は今回の外遊でAPEC參加國と共に地域経済統合の道筋を話し合い、東南アジアの近隣諸國と共に戦略協力の布陣を共に図り、太平洋島嶼國と共に持続可能な発展のビジョンを描いた。今回の外遊は運命共同體意識を提唱し、パートナーシップ協力を深め、「一帯一路」建設を推進し、多國間主義への自信を揺るぎないものにし、共同発展?進歩実現のため、さらに広範に共通認識を集め、さらに力強い原動力を加えた。保護主義、一國主義、強権政治が臺頭する國際的背景の下、中國は終始二國間?多國間のウィンウィンを堅持し、「共に話し合い、共に建設し、共に分かち合う」を堅持し、建設的で責任ある、道義を重んじる大國としてのイメージをはっきりと示したと、國內外の世論は考えている。
今回の外遊は改革開放の変わらぬ意志を示し、中國発展のチャンスを分かち合った。今年は中國の改革開放40周年だ。改革開放は中國発展の奇跡を創造しただけでなく、世界にも多大なチャンスをもたらした。習主席は今回の外遊での演説、會談、會見などの場を利用して、改革発展の方策を詳しく説明し、新たな高水準の対外開放への中國の決意を示し、國家統治経験の交流をして、各國が中國発展の將來を一層有望視し、中國の発展理念に一層賛同し、中國発展のチャンスに一層期待するようにした。
習主席は今年のボアオ?アジアフォーラム年次総會、第1回中國國際輸入博覧會開幕式で中國の改革開放について権威ある政策表明をしたのに続き、今回APEC會議で重要演説を行い、中國の改革開放40年間の偉大な歩みと成果を振り返り、さらなる改革深化、開放拡大の重大な方針と措置を説明し、中國が確固不動として改革を全面的に深化し、現代的経済システムを構築し、対外開放という基本國策を堅持し、より魅力的な投資?ビジネス環境を提供することを強調した。習主席は「長期安定的好転という中國経済の全體基調は引き続き保たれていく。中國は將來さらに責任ある精神、さらに開放?包摂的な度量、さらに質の高い成長によって、自らの発展を実現すると同時に、世界各國の共同繁栄のために一層の貢獻を果す」と指摘した。習主席は各國に「一帯一路」共同建設の著しい成果を紹介し、中國は各國と共に、「共に話し合い、共に建設し、共に分かち合う」を堅持し、「一帯一路」を質と標準と水準高く建設し、沿線國の人々により良く幸福をもたらすと表明した。
習主席は第2回「一帯一路」國際協力サミットフォーラムと第2回中國國際輸入博覧會への関係各方面の出席を歓迎。各國と共に発展のチャンスを創り、発展の成果を分かち合いたいという中國の揺るぎない信念を改めて表明した。
習主席の今回の外遊を通じて、平和?発展?協力が阻むことのできない歴史の潮流であり、各國の人々の一致した願望でもあることを、われわれは改めて感じた。複雑に入り組んだ外部環境を前に、われわれは引き続き習近平外交思想に導かれ、平和的発展路線を堅持し、互恵?ウィンウィンの開放戦略を揺るぎなく遂行し、世界各國との良好な相互作用、互恵?ウィンウィンの中で開拓?前進し、奮闘目標「2つの百年」と中華民族の偉大な復興という中國の夢の実現のために良好な環境を創造し、人類の平和?発展の進歩の事業を後押しするため、一層の貢獻を果す。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年11月22日
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