指に切り傷ができたら、まずどうするだろうか。ほとんどの人は指を舐めるだろうが、これは本當(dāng)に理に適っている方法なのだろうか。科技日?qǐng)?bào)が伝えた。
確かに動(dòng)物は傷をよく舐めるが、人間の免疫機(jī)能は動(dòng)物とは異なる。これは野生動(dòng)物にとっては確かに傷を癒やす最良の手段であり、癒合を促進(jìn)できる。しかし深刻な外傷であれば、どんなに舐めても効果はない。
唾液の99%は水分で、殘りの1%はアミラーゼ、ムラミダーゼ、それから各種微量元素と500種類(lèi)以上のタンパク質(zhì)となっている。この少量のムラミダーゼ、凝固因子などは確かに傷口の一部の細(xì)菌を殺し、止血作用を発揮できる。ただしその含有量は余りにも少なく、殺菌作用も大きくはない。屋外できちんと治療できない場(chǎng)合を除き、出來(lái)る限り舐めないようにするべきだ。
また私たちの口の中は思っているほど清潔ではない。人の口の中は細(xì)菌だらけといってもよく、指を舐めればこれらの細(xì)菌を傷口につけることになってしまう。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年7月11日
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