中國(guó)初となる「蚊の出沒(méi)予報(bào)」スタート　江蘇省

7月4日から、江蘇省気象サービスセンターが中國(guó)天気網(wǎng)と協(xié)力し、位置情報(bào)に基づいた中國(guó)初となる「蚊の出沒(méi)予報(bào)」を打ち出した。全國(guó)のスマートインターネットのリアルタイム分析と予報(bào)を正確に分析する技術(shù)的なサポートを採(cǎi)用し、1時(shí)間毎に更新される気象狀況を更に精確にするほか、その範(fàn)囲を2.5キロメートル內(nèi)に限定する。同時(shí)に、蚊の成長(zhǎng)環(huán)境の特徴と合わせ、ユーザーは所在地の蚊のリアルタイムデータだけではなく、3日以?xún)?nèi)の3時(shí)間毎の気象條件が蚊に與える影響に関するトレンド予報(bào)を検索することができる。人々は予報(bào)に基づいて効率的に蚊の密集エリアを避けることが可能になった。

気象要素と蚊の成長(zhǎng)環(huán)境の特徴を総合することで、「やや少ない」、「正常」、「やや多い」「多い」といった4つの予報(bào)レベルにランク分けしている。予報(bào)によれば、7月4日、5日の重慶、陝西、安徽、江蘇などの地域における気象條件は蚊の成長(zhǎng)に適していたため、蚊が比較的多く、なかでも、4日夜から5日未明にかけて華東沿海地域及び重慶、湖北、河南南部などの地域は蚊の予防に注意しなければならないほど深刻な狀態(tài)だったが、一方の內(nèi)モンゴルや新疆、チベットなどの気象條件は蚊の成長(zhǎng)に不利であるため、蚊が相対的に少ないとしている。

では、蚊に狙われやすい人はどんな人なのだろうか。実験結(jié)果によると、呼吸の頻度が高い人、汗っかきの人、新陳代謝が優(yōu)れている人、濃いめの化粧をする人、酒や肉をしばしば飲んだり食べたりする人が蚊に狙われやすいという。また、暗めの色の服を著ている人や、肌の色が濃い人も蚊のターゲットになりやすいとされている。

では、どのように蚊を効率的に予防すればいいのだろうか。蚊の侵入を防ぐ網(wǎng)戸を窓やドアに取り付けたり、殺蟲(chóng)剤や蚊取り線(xiàn)香を使用することが最も効果的。外出する際には、うす暗い場(chǎng)所を避け、蚊の活動(dòng)が活発になる時(shí)間帯をずらし、明るい色合いの服を著ると効果的な予防に繫がるとしている。（編集HQ）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年7月9日