中國科學院は12日、北京市懐柔ロケット実験基地の跡地に建設された「中國科學院『両弾一星』(原爆、 水爆、人工衛星)記念館」の開館式を開いた。中國科學院大學は同日、2015年度入學式を行った。中國科學院院長、中國科學院大學名譽學長の白春禮氏は新入生に、「先輩たちの學問研究に対する真摯な姿勢を継承し、投機的にならず、うまく立ち回ろうとせず、著実に學問を究めてほしい」と祝辭を送った。人民日報が伝えた。
記念館は中國科學院「両弾一星」事業展示ホール、中國科學院「両弾一星」歴史人物展示ホール、中國科學院早期學科歴史展示ホールの3つに分かれる。「両弾一星」は新中國の歴史に殘る偉大なる成果だ。當時、中國科學院の過半數の科學者が、この事業に參與した。「両弾一星」貢獻賞の23人の受賞者のうち21人が中國科學院院士で、17人が中國科學院での勤務歴を持つ。
中國科學院大學の前身は中國科學院研究生院で、中國の大學の中で在學中の院生數が最も多い大學だ。在學中の院生は4萬4500人、うち修士課程が2萬2200人、博士課程が2萬2300人。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年9月14日