中國最大規模の文化財保護センター、「上海博物館文化財保護科學技術センター」がこのほど竣工し、一般開放された。同センターは、中國初の文化財洗浄用のデュアルモードレーザー洗浄機、國內で出力が最大のコンピュータ斷層スキャナー、高精度恒溫?恒濕紙分析室、高スペクトル測定器など、世界トップクラスの文化財保護設備を有する。人民日報が伝えた。
國家文物局博物館?社會文物司の段勇司長は、「置かれている環境と人為的な要素の長期的な影響、材質の劣化や老化などの原因により、館內に保管されている文化財の腐食?損傷が進んでいる。文化財の保護?修復は、困難が予想される」と語る。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年9月14日