第22回北京國際図書博覧會と第13回北京國際図書フェスティバルが26日、中國國際展覧センター(順義新館)で同時開幕した。人民日報が報じた。
同博覧會には82の國や地域の出版社2270社が出展。共に昨年比5%増だ。フランクフルト図書博覧會、ロンドン図書博覧會、ブックエキスポ米國と並んで、世界4大図書博覧會の1つに名を連ねる同博覧會の國際的影響力は年々向上しており、今年は、英國やフランス、米國、韓國、日本、インドなどの1305の海外出版機関が出展している。昨年比6.3%増だ。
同博覧會では、中國図書をテーマにしたブースや児童館などが設置されている。うち、「中國人民抗日戦爭ならびに世界反ファシズム戦爭勝利70周年記念図書展」では、文獻、資料、史料、理論研究著述、一般向け図書、文蕓作品など、選りすぐりの図書約800冊が並ぶ。「中國共産黨と抗日戦爭」、「百団大戦」、「抗日根拠地史料集」などの図書は、中國人民抗日戦爭や世界反ファシズム戦爭における苦難に満ちた歴史を、史実に基づいて再現している。
中國人民抗日戦爭紀念館とロシア大祖國戦爭紀念館が共同で出版した、抗日をテーマにした図書「ファシズムに共同対抗」も注目を集めている。同書は、貴重な寫真や資料を収録し、中國とソ連の國民が共に支え合い、日本の侵略に肩を並べて勇敢に戦った歴史を生き生きと描寫している。また、両國が世界反ファシズム戦爭勝利のために大きな犠牲を払い、貢獻したことも伝えている。
「人民網日本語版」2015年8月28日