外交部(外務省)の28日の定例記者會見で、汪文斌報道官が中國の新型コロナ対策に関する質問に答えた。
【記者】中國が新型コロナウイルス感染癥に対する「乙類乙管」実施を発表した。この措置について、米國、英國、ドイツなどの在中國外國商工會議所と一部の在中國外國公館は、中國と外國の人的往來とビジネストラベルが再開され、投資とビジネスへの自信が戻り、市場に対する楽観的ムードが回復し、中國が引き続き外資の優先的投資先となることに寄與すると見ている。この事について、コメントは。
【汪報道官】関連報道に留意している。中國が現在の狀況に応じて感染防止?抑制政策を最適化?十全化し、新型コロナウイルス感染癥への対応を「乙類甲管」から「乙類乙管」へと法に基づき調整することは、ウイルスの変異、感染狀況、感染防止?抑制の取り組みなどを総合的に判斷したうえで行った感染防止?抑制戦略の調整であり、感染防止?抑制の取り組みの科學性、精確性、有効性を高め、正常な生産?生活と醫療衛生へのニーズをより良く保障し、経済?社會発展への新型コロナの影響を最大限抑えることに寄與する。我々には、人々の健康確保、重癥化防止の防御線をしっかりと守ると同時に、経済?社會秩序の回復加速を後押しし、最終的に新型コロナとの闘いにおいて全面的な勝利を収める自信がある。
「乙類乙管」関連の要請に基づき、中國は中國と外國の人的往來に関する暫定措置を制定?発表した。これにより、中國と外國の安全で健康かつ秩序ある人的往來のためにより良い環境が創られ、対外交流?協力がより良く保障され、世界経済の発展のためにより多くの好材料がもたらされるだろう。中國は感染防止?抑制と経済?社會発展を効率的?統合的に計畫し、揺るぎなく対外開放を拡大し、各國と連攜して新型コロナとの闘いにおける國際協力を強化し、グローバルな産業チェーンとサプライチェーンの安全性と安定性を維持し、世界経済の回復と成長を後押ししていく。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年12月29日