「中國デジタルコンテンツ産業発展指數及び評価報告(2021)」が3日に浙江省杭州市で発表された。清華大學の研究指數によると、2018年から2020年にかけて、中國デジタルコンテンツ産業の複合年間成長率は9.33%となり、同期の中國の國內総生産(GDP)成長率を上回った。うち深セン市、北京市、上海市、杭州市の発展指數が高く、中國の先頭集団を形成しているという。中國新聞網が伝えた。
中國デジタルコンテンツ産業にはデジタル映畫?ビデオ、デジタルゲーム、デジタルリーディング、デジタルミュージック、デジタルアニメの5大産業が含まれる。同研究指數では、18-20年に中國デジタルコンテンツ産業は全體として安定した発展狀況を見せ、複合年間成長率は同期の中國GDP成長率を上回ったという。
清華大學の熊澄宇教授は、「デジタル映畫?ビデオは中國で目下最大規模の、発展ペースが最も速い業界だ。ユーザーの規模は今なお拡大を続けている。この研究指數によれば、中國のデジタル映畫?ビデオの発展指數は18年の7988から20年の1萬2655に急上昇した」と述べた。
このほか、同研究指數は中國のデジタルコンテンツ産業都市別発展指數の評価統計も行った。都市のうち、深セン、北京、上海、杭州の発展狀況が先頭集団を形成しているという。
熊氏は、「中國のデジタル産業の発展に伴って、デジタルコンテンツ産業の雇用吸収の成果が突出して現われ、感染癥常態化の中の経済成長と雇用の重要な減圧裝置になった。統計によれば、20年には中國のデジタルコンテンツ産業の典型的な分野であるゲーム、エレクトロニック?スポーツ(eスポーツ)、ライブ配信、ネット文學の分野において、フルタイムで働く人は約1145萬人に上り、兼業で働く人も約1185萬人に上った」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年11月4日