チベット高原で5億5000萬(wàn)年前の生物群化石が発見(jiàn)

青海省科學(xué)技術(shù)庁が16日に明らかにしたところによると、中國(guó)科學(xué)院南京地質(zhì)古生物研究所の早期生命研究チームが北京大學(xué)、成都理工大學(xué)の科學(xué)研究者と協(xié)力し、中國(guó)第2回青蔵高原（チベット高原）総合科學(xué)調(diào)査研究任務(wù)を?qū)g施した。柴達(dá)木（ツァイダム）プレート北部で野外科學(xué)調(diào)査を行った際に、全吉山地區(qū)で初めて典型的なエディアカラ生物群の化石を発見(jiàn)?報(bào)告した。関連成果は14日、國(guó)際的に有名な地質(zhì)學(xué)総合誌「ジオロジー」にオンライン掲載された。

これは湖北三峽地區(qū)に続き中國(guó)で2番目に発見(jiàn)されたエディアカラ生物群の化石産地であり、チベット高原で今まで見(jiàn)つかっているうち最も古い化石生物群でもある。

科學(xué)研究者によると、エディアカラ生物群は今から約5億7500萬(wàn)年前から5億3900萬(wàn)年前のエディアカラ紀(jì)後期に生息していた、カンブリア爆発前に世界で最も広く分布していた複雑な生物群だ。エディアカラ生物群には複數(shù)種類(lèi)の巨大軟體動(dòng)物が含まれる。これらは早期動(dòng)物の進(jìn)化を理解する上で重要な意義を持つだけでなく、化石の異なる組み合わせは、エディアカラ紀(jì)後期の地層の區(qū)分と対比のシンボルでもある。

今回新たに発見(jiàn)されたエディアカラ紀(jì)の化石はチャルニアが中心。チャルニアはエディアカラ紀(jì)後期に海底に固著し生息していた葉狀體生物で、エディアカラ生物群の中で最も典型的な化石の一つで、その出現(xiàn)した上限は今から5億7400萬(wàn)年―5億6000萬(wàn)年前のアバロン群集で、下限は今から5億5000萬(wàn)年―5億4000萬(wàn)年のナマ群集だ。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年6月18日