中國は今、卒業シーズンを迎えており、「食べることには困らない大學」とも呼ばれている西北農林科技大學では、収穫したスイカ3トン、サクランボ1.5トン、マスクメロン1トンを卒業生に心ゆくまで味わってもらうイベントを行った。
西北農林科技大學が數トンの果物を卒業生に
西北農林科技大學の園蕓學院はこのほど、収穫した果物を卒業生に心ゆくまで味わってもらうイベントを行った。
同學院のスクールカウンセラー?蔡雄春氏は、「學校と學院の科學研究の収穫物を味わってもらうことは、卒業前の學生たちに感謝の気持ちを抱くことを學んでもらうとてもいい機會になると考えている。卒業生には母校の思いやりを感じてもらい、農業を理解し、愛する気持ちを深く心に刻んで欲しい。卒業生が、祖國が必要としている場所に赴き、事業によって功績を立て、農業の発展のために新たな力を注ぐことを願っている」とした。
ある學生は、「1年生の時から、學校の科學研究の成果の恩恵をうけてきた。西北農林科技大學の學生として、とても幸せで、うれしい」と興奮気味に語った。
深セン大學ではライチ50トンを収穫へ
深セン大學で今年もライチが大豊作となり、昨年の2倍となる50トン以上の収穫が見込まれている。同校の2つのキャンパスには、「妃子笑」や「桂味」、「黒葉」といった品種のライチの木が約3000本植えられている。
同校は、ライチの配布場所の一つを新型コロナウイルスワクチン接種ポイントにも設け、接種を終えた學生は、ライチを味わうことができるという特別な配慮を行っている。
西南大學では収穫したジャガイモ750キロを學生と教師に振る舞う
西南大學実験農場では最近、質の高いジャガイモが豊作となり、學生らが750キロを収穫。全校の學生?教師に無料で振る舞われた。
同校の教師は、「実験農場のトウモロコシやサツマイモも同じように振る舞う予定で、學生たちには楽しみにしてもらいたい」としている。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年6月18日