外交部(外務?。─稳A春瑩報道官は20日の定例記者會見で、「概算によると、現時點ですでに40數ヶ國が中國製ワクチンの輸入を求めている」と述べた。
華報道官は、「中國はワクチン開発において世界の先陣を切っており、すでに條件付きで販売を承認されたワクチンが1種類、各臨床試験段階のワクチンが數種類ある?,F在、中國は優先グループへのワクチン接種を始めており、國內のワクチン需要は大きい。我々は國內需要を満たすと同時に、困難を克服して、発展途上國を始めとする他の國々と様々な形でワクチンに関する國際協力を実施し、相手國の需要に基づき、可能な限りの支援を行っている」として、以下の點を挙げた。
(1)現在中國企業は10數ヶ國の協力パートナーと、臨床試験や生産協力を含むワクチンの共同研究?開発を実施している。協力の一部として、中國企業は協力パートナー國にワクチンを提供している。こうした協力は互恵?ウィンウィンであり、中國側のワクチン開発を後押しするとともに、発展途上國におけるワクチンのアクセシビリティとアフォーダビリティを高めている。
(2)ワクチンの調達を早急に必要とし、中國製ワクチンの自國での緊急使用をすでに承認している國に対して、中國企業はすでに輸出や協議を始めている。その圧倒的多數が発展途上國だ。アラブ首長國連邦、バーレーン、エジプト、ヨルダン、トルコ、インドネシア、ブラジルはすでに中國製新型コロナウイルスワクチンの使用を承認した。
(3)中國側は世界保健機関(WHO)の「COVAXファシリテ?!工藚⒓婴?、G20によるワクチン國際協力の推進を支持し、多國間協力によるワクチンの世界への公平な分配の促進を支持している。
華報道官はさらに、「企業が生産能力を拡大し続けるに従い、中國側は必要とする國々へのワクチン提供を段階的に増やしていくはずだ」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年1月21日