中國のライブコマース、若者就職の注目分野に？

ライブコマースの達(dá)人の魏淑芬さん

就職情報(bào)サイトのBOSS直聘がこのほど発表した「2020年上半期ライブコマース人材報(bào)告」によると、今年上半期には、ライブコマース経済の業(yè)態(tài)の主要ポジションの人材ニーズが前年同期の3.6倍に増加し、この業(yè)界に參入した求職者の規(guī)模も前年同期の2.4倍に増加したという。現(xiàn)在、多くの若者がこの「人材不足の分野」または「現(xiàn)在の注目分野」に狙いを定め、この新しい職業(yè)で前に進(jìn)む道を模索しようとしている。「中國青年報(bào)」が伝えた。

キャラ設(shè)定が大事だが 商品の品質(zhì)がもっと大事

「1年か2-3年やってみて、人気が出ないようなら、絶対に転職を考えるだろう」と話すのは、浙江省義烏氏のメディア企業(yè)でライブコマースを?qū)g踐中の00後（2000年代生まれ）の女子大生の周晗さんだ。

周さんは義烏工商職業(yè)技術(shù)學(xué)院モデル?マナー専攻の1年生でもあり、容姿に恵まれ二次元が好きでダンスもうまい。周さんは最初、ライブコマースの配信パーソナリティという仕事について、「著飾って、カメラを回し、ライブ配信中はネットユーザーたちとおしゃべりすればいい」くらいに考えていた。しかし1回目のテスト配信で、カメラがこちらを向き、ライトが當(dāng)たると、「何もしゃべれない自分」に気づき、視聴者も2-3人しかいなかった。「ライブ配信は考えていたよりずっと複雑で、いろんなことを勉強(qiáng)しなければいけない」。それから1ヶ月間、周さんは同企業(yè)でトレーニングを受けた。周さんは、「キャラクター設(shè)定がアカウント運(yùn)営の第一歩で、未來の発展方向の道しるべのようなものでもある。今日は二次元、明日はグルメを取り上げるなんていうのはダメ。キャラ設(shè)定は自分をどう位置づけるかだ」という。

キャラ設(shè)定といえば、95後（1995年から1999年生まれ）の安秋金さんだ。安さんは「グルメ界の相聲（中國の話蕓）の名人」であり、「相聲界のラップスター」だ。安秋金という名前よりも、「貧乏料理」という彼のもう一つの呼び方の方がネットユーザーにはなじみ深いかもしれない。——安さんは黒いシャツを著て、黒い丸型サングラスをかけ、手には「規(guī)則正しい食事」と書いた扇子を持って、2018年からショート動(dòng)畫を制作するようになり、今では登録者が1千萬人を超えるグルメ動(dòng)畫の達(dá)人だ。安さんは、「キャラ設(shè)定を考えるより、本當(dāng)の自分をもっと出すことを考えた方がいい。物事の中には、たとえばおいしい物に対する熱意といったものは演じることができない。演技ならネットユーザーは一目で見破る」と話した。

もちろん、ライブコマースでは商品をきちんとチェックすることも必要だ。オフィスで食べる楽しいグルメの紹介を中心にしたライブコマースの達(dá)人の魏淑芬さんは、18年にライブコマースをスタートしてからずっと「必ず試食してからおすすめする」原則を守り、商品選びでこれまでどれくらい軽食を食べたかわからないほどで、體重も5キログラム以上増えた。魏さんは、「味や口當(dāng)たりだけでなく、成分、産地などもチェックする。それから業(yè)者と価格交渉をして、視聴者のネットユーザーにどれくらいお得な商品を?qū)盲堡椁欷毪驐视懁工搿％楗ぅ峙湫钮雪`ソナリティはユーザーの立場に立って商品をきちんとチェックしなければならない」と話した。