中國は現在、卒業シーズンを迎えており、新型コロナウイルス流行を背景に、卒業生の多くは會うことさえままならないものの、各高等教育機関はさまざまなアイデアを出して、卒業生を見送っている。人民網が報じた。
【最も感動的】思わず感動に涙するライトアップ
6月15日、上海財経大學は卒業生に捧げるライトアップを企畫した。ライトアップはボランティアが分電盤を操作して実現。宿舎棟の窓に明かりが燈され、さまざまなメッセージや絵が浮かび上がり、ライブ配信で観賞した卒業生たちは思い出に浸った。
【最も心がこもっている】四川大學のオリジナル木製ハンコ
四川大學材料科學?工程學院は修士課程と博士課程の卒業生375人のために、オリジナルの木製「卒業ハンコ」を卒業記念品として贈呈した。
學生各人の氏名が刻まれたハンコの側面には、四川大學の校章、校名、「2020年度材料學院卒業記念」の文字などが刻まれているほか、校訓である「海百川を納る、容るる有りて乃ち大なり」の文字が刻まれている。指導員の余鵬飛さんは、「ハンコは、學科、クラスごとに分けられ、各クラスの委員長が受け取って、學生たちに配布した。學校に戻ることができない卒業生には、郵送する計畫だ」と説明する。
同大學の學生によると、各學院が卒業生のために、さまざまな卒業記念品を準備しているのだという。
【最も意義がある】卒業生自作のチップ埋め込こんだキーホルダー
電子科技大學示範性微電子學院は、卒業生一人ひとりに、2.8ミリ×2.8ミリのチップが埋め込まれたキーホルダーを卒業記念品として贈呈。埋め込まれているのは卒業生たちが実験の授業で作ったチップだ。同學院の張萬里院長は、「卒業生の汗と努力の証であるチップを使った卒業記念品を贈りたいと思った」と説明する。