カナダ産原木から有害生物検出　中國外交部「すでに原因調(diào)査を要求」

中國が輸入したカナダ産原木から最近有害生物が繰り返し検出されたことについて、中國外交部（外務(wù)省）の趙立堅報道官は16日の定例記者會見で「中國側(cè)の関連當(dāng)局がカナダ産原木に対して講じた措置は検疫?安全防備上の正常な措置であり、科學(xué)的?合理的で、中國側(cè)の法規(guī)と合致し、國際的慣例とも合致する」と述べた。

【記者】今年の1月から4月にかけて石家荘、南京、上海、大連、深センといった中國の稅関でカナダ産輸入原木から有害生物が繰り返し検出された。この情報について確認(rèn)をいただけるか。中國側(cè)としてコメントは。

【趙報道官】最近、これら中國の通関地の稅関はカナダ産輸入原木からカミキリムシやキクイムシといった検疫上の林木害蟲を生きた狀態(tài)で検出した。こうした害蟲の侵入を防ぐため、中國側(cè)は中國の検疫法規(guī)に従い、これらの原木に対して除害処置を行った。これと同時に、中國の関連當(dāng)局は國際的基準(zhǔn)に基づき、速やかにカナダ側(cè)に不合格となった狀況を通知し、原因を調(diào)査して改善措置を講じるよう求めた。

中國の農(nóng)林業(yè)と生態(tài)環(huán)境の安全を保護するのは中國政府の責(zé)務(wù)だ。中國側(cè)の関連當(dāng)局がカナダ産原木に対して講じた措置は検疫?安全防備上の正常な措置であり、科學(xué)的?合理的で、中國側(cè)の法規(guī)と合致し、國際的慣例とも合致する。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年6月17日