広西の學(xué)校でライチがすずなりに　全校生徒?教師に無料で配布

人民網(wǎng)日本語版　2020年06月15日10:21

広西壯（チワン）族自治區(qū)北海市第二実験學(xué)校の胡衛(wèi)瓊校長と教師數(shù)人はこのほど、5年1組の生徒一人ひとりに、ライチ7‐8個が入った赤いケースをプレゼントした。南國早報が報じた。

生徒一人ひとりにライチを手渡す女性教師。

胡校長によると、同校內(nèi)に植えられている多數(shù)のライチの木になった実が緑から赤くなり始めたため、學(xué)校関係者で話し合い、全校生徒?教師に無料配布することにした。今月9日に學(xué)校はまず事務(wù)職の教員たちによるライチ収穫を手配した。

高所作業(yè)車を使ってライチを収穫する教師。

胡校長は取材に対して、「當(dāng)校には生徒と教師が約3000人いる。実が熟すごとに収穫して、生徒と教師一人ひとりに配る。また、ライチを入れるケースも特注した。ケースの両側(cè)には『感謝』と『分かち合う』という文字のほか、『私がいることで人々を和ませる』という校訓(xùn)も書かれている」と説明した。

ライチをケースに詰める作業(yè)を手伝う生徒たち。

「お父さん、お母さん大好き」と書いたライチのケースを見せる男子生徒。

11日正午、北海市第二実験學(xué)校內(nèi)を取材すると、ライチの木22本が學(xué)校を囲むように帯狀に植えられており、真っ赤に色づいた実がすずなりになっていた。

実がすずなりになっているライチの木。

胡校長によると、學(xué)校が建てられている場所はもともとはライチ園で、今もたわわに実をつけているこれらのライチの木は1920年代末に植えられたものだという。學(xué)校が建てられた後も、これらのライチの木は定期的に手入れを行ってきたものの、剪定はあまり行われてこなかったため、木がどんどん大きくなって、たくさんの実がつくようになったのだという。