中國の宇宙飛行士の第一人者で、中國有人宇宙飛行プロジェクトの副総設(shè)計(jì)師の楊利偉さんと、日本の宇宙飛行士の第一人者で、日本科學(xué)未來館の館長を務(wù)める毛利衛(wèi)さんが14日、日本?東京にある同未來館で対談した。楊さんは、「日本を含む世界各國と協(xié)力を展開していきたい」と述べた。新華社が伝えた。
この宇宙を語る対談には、事前に申し込みをした來場者約200人が訪れ、會場は満席だった。
楊さんと毛利さんは自國の宇宙航空事業(yè)の現(xiàn)狀と今後の展望をそれぞれ紹介した。楊さんは、「中國の有人宇宙飛行は27年を経て、これまでに11人の宇宙飛行士を宇宙へ送り込んだ。2022年ごろまでに、中國は自國の宇宙ステーションを建設(shè)するだろう。中國はこれまでずっと各國とともに科學(xué)実験、宇宙航空訓(xùn)練などの方面での國際協(xié)力を積極的に展開し、中國の宇宙ステーションのプランには、國際協(xié)力モジュールのインターフェースなども含まれる」と述べた。
また楊さんは、「このたび初めて日本に來たが、日本の宇宙飛行士の多くは古くからの友人だ。日本は宇宙航空分野で非常に進(jìn)んでおり、インフラ、輸送能力、宇宙船の建造はすべて世界トップレベルだ。中國は宇宙航空分野では開放的かつ協(xié)力的な態(tài)度を取っており、將來の中日両國の宇宙航空協(xié)力にはさまざまな段階、さまざまなニーズにおいて可能性がある。そのためには雙方が共同で努力することも必要だ」と述べた。
楊さんと毛利さんは宇宙での経験を振り返る中で、「宇宙から見た地球には國境がない」と述べた。
毛利さんは対話の最後に中國語で「未知に挑み、極限に挑む」と述べ、「人類は手を取り合って宇宙を探索しよう」と呼びかけた。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年12月15日