商務(wù)部長への単獨取材　「第2回輸入博の注目點は？」

11日5日から10日まで、第2回中國國際輸入博覧會が上海で開催された。大きな成功をおさめ、精彩を放つ素晴らしい話題や製品が次々登場した第2回輸入博は、第1回に比べてどんなところにその注目點があるのだろうか。商務(wù)部（省）の鍾山部長への単獨取材を行った。

鍾部長は次のように述べた。

開催狀況をみると、第2回輸入博は非常に盛況で、大きな成果を上げたといえる。

國際社會の參加?出展の意欲が非常に高かった。181か國?地域と國際機(jī)関が參加し、企業(yè)3800社余りが出展し、中國內(nèi)外のバイヤー50萬人以上が來場した。展示面積は36萬6千平方メートルに拡大し、ブース數(shù)を2回増やしたが、それでも「1ブースの確保も難しい狀況」だった。ナショナルパビリオンは初參加國が3分の1以上を占め、各國の特色ある多彩な文化を展示した。主要20ヶ國?地域（G20）、新興5ヶ國（BRICS）、上海協(xié)力機(jī)構(gòu)（SCO）の全加盟國、後発開発途上國47か國のうち40か國の企業(yè)が出展した。

世界の有名企業(yè)が次々に參加した。出展したトップ500社と各界のリーディングカンパニーは288社に達(dá)し、第1回を上回った。世界の大手自動車メーカーはすべて出展し、世界の有名な製薬會社や醫(yī)療機(jī)器メーカーも次々に參加し、一部の高級消費財ブランドも姿を見せた。各國の「隠れたチャンピオン企業(yè)」や「優(yōu)良中小企業(yè)」も先を爭って參加した。輸入博は世界の企業(yè)が成果をみせる毎年の重要なイベントになっており、中國市場の「強(qiáng)い磁力」がうかがえる。

新製品と新サービスが華やかに登場した。新製品、新技術(shù)、新サービスは400種類を超え、その多くが「世界初公開、中國初出展」だった。たとえば床から針を拾い上げることのできる世界で最も繊細(xì)な動きをするロボットアーム、直徑わずか0.18ミリメートルしかない世界で最も細(xì)いインスリン注射針などがあった。サービス分野に登場したブロックチェーンによる國境を越えた信用証明書は、國際貿(mào)易におけるブロックチェーン技術(shù)のまた1つの大きな前進(jìn)だ。博覧會に登場した先端の技術(shù)、製品、サービスは、素晴らしい生活に対する人々のニーズや技術(shù)の進(jìn)歩を目指す企業(yè)のニーズによりよく応えるものとなった。

交流イベントも豊富かつ多彩に行われ、各種の関連イベントは380回を超えた。「輸入博発表プラットフォーム」が初めて設(shè)置され、世界貿(mào)易機(jī)関（WTO）、國際連合工業(yè)開発機(jī)関（UNIDO）などがさまざまな発表會を開催し、WTOの「2019年世界貿(mào)易報告書」の発表も行われた。関連當(dāng)局、地方政府は政策を説明するイベントを20回以上開催した。関連國と中國の省?自治區(qū)?直轄市は100回近い文化的演出を行い、170件を超える無形文化遺産と「中華老字號」（中國の老舗）の展示?雙方向體験イベントを入念に準(zhǔn)備して打ち出した。輸入博はイベントも內(nèi)容もより多様化し豊富になった。

輸入博の成果は世界のトップレベルを示している。各國の出展企業(yè)とバイヤーは積極的に商談とマッチングを行い、意向成約額は累計711億3千萬ドル（1ドルは約109.1円）にも達(dá)し、第1回より23％増加した。博覧會とフォーラムの組織レベルが向上し、各種イベントはより秩序よく行われた。上海市の町並みがさらに魅力を増し、サービスはより熱意ある行き屆いたものになった。輸入博は各方面によりよい體験と収穫をもたらし、中國內(nèi)外で広く高く評価された。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年11月27日