米電気自動車(EV)大手テスラの陶琳グローバル副社長は29日に開催された上海都市説明會のブリーフィングで、「テスラの上海ギガファクトリーで生産する製品は、必ず世界レベルの品質に到達する」と述べた。米國工場の多くの技術が上海ギガファクトリーにも応用され、必要に応じてバージョンアップもされており、同ファクトリーは効率を向上させると同時にコストを引き下げることを実現した。中國新聞網が伝えた。
陶副社長は、「テスラ上海ギガファクトリーにはすでに生産能力が備わり、現在は関連の審査?許認可プロセスを待っているところで、終わればすぐに生産と販売をスタートできる。第1段階の予想では週當たり生産臺數は3千臺に達する見込みだ」と述べた。
2回目となる中國國際輸入博覧會への出展メーカーとして、陶副社長は、「輸入博はテスラによい宣伝効果をもたらした。今年の輸入博には、ロビン?デンホルム會長が初めてテスラ會長として中國を訪れ、會場でみなさんとテスラの一連の理念を共有する。テスラは輸入博を通じ、テスラとは単なる製品ではなく、自動車の背後に未來の運転や技術への理解があることをみなさんに知ってもらいたい」と強調した。
陶副社長は上海のビジネス環境に言及し、「良好なビジネス環境のおかげで、テスラのイノベーションのたくさんのアイディアが実現した?,F在の発展狀況から考えて、上海をテスラ初の海外工場に選んだのは、正しい選択だった」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年10月30日