中國商務部(省)の高峰報道官は17日に、今年1-9月期における中國全土の新規設立外資系企業の數は3萬871社、実行ベース外資導入額は前年同期比6.5%増の6832億1000萬元(1元は約15.4円)だったことを明らかにした。9月だけを見ると、実行ベース外資導入額は前年同期比3.8%増の791億8000萬元だった。人民日報海外版が伝えた。
ハイテク産業の外資導入額が引き続き高い伸び率を維持している。1-9月期における業界別の実行ベース外資導入額は、製造業が1882億1000萬元、サービス業が前年同期比12.9%増の4867萬2000萬元だった。ハイテク産業は前年同期比39.8%増の2038億元で全體の29.8%を占めた。ハイテク製造業は前年同期比13.7%増の746億元だった。うち、醫薬製造業、醫療機器設備?器械計器製造業、電子?通信設備製造業は前年同期比でそれぞれ40.7%増、33.1%増、10.7%増だった。ハイテクサービス業は前年同期比61.3%増の1292億元だった。うち、情報サービス、研究開発?設計サービス、テクノロジー成果転化サービスは前年同期比でそれぞれ52.4%増、57.9%増、74.4%増だった。
中國の東部、西部地域、自由貿易試験區の外資導入額も持続的に増加している。東部と西部地域の実行ベース外資導入額は前年同期比でそれぞれ6.8%増と10.8%増だった。自由貿易試験區の実行ベース外資導入額は988億4000萬元で、全體の14.5%を占めた。
主な投資元國?地域からの中國への投資はほぼ安定している。主な投資元國?地域のうち、香港地區、澳門(マカオ)地區、シンガポール、韓國、日本からの投資額が前年同期比でそれぞれ8.7%増、51.4%増、27.8%増、28.7%増、4%増だった。「一帯一路(the Belt and Road)」沿線國、東南アジア諸國連合(ASEAN)からの実行ベース外資投入額は前年同期比でそれぞれ14.9%増と17.5%増だった。(編集KN)
「人民網日本語版」2019年10月18日