資料寫真。(撮影?武俊傑) |
「コーヒー1杯分の費(fèi)用で、半日は靜かに勉強(qiáng)ができる」、「図書館は満席のことが多いし、喫茶店は少しうるさいので、この実習(xí)室は受験生にぴったり」、これらは最近、深センに登場(chǎng)している有料の自習(xí)室に対する評(píng)価で、多くの受験生に人気の勉強(qiáng)場(chǎng)所になっている。そして、「有料自習(xí)室」を開(kāi)くというのが新たな人気起業(yè)プロジェクトにもなっている。市民の間では、數(shù)十元(1元は約15.4円)で數(shù)時(shí)間靜かに、快適に勉強(qiáng)できるならお得だと好評(píng)を博している。取材では、8月以降、深センでは、有料の自習(xí)室が10軒以上新たにオープンし、人気を集めていることが分かった。なかには事前に予約が必要なほど人気の自習(xí)室もあるほどだ。工人日?qǐng)?bào)が伝えた。
今月15日午後7點(diǎn)ごろ、深セン福田區(qū)上梅林にある自習(xí)室「有間自修室」では、10數(shù)人の若者が自分の席に座り、勉強(qiáng)に沒(méi)頭していた。同自習(xí)室には、自習(xí)エリアと公共エリアの2エリアがあり、自習(xí)エリアには52席が設(shè)置されている。
「有間自修室」は、留學(xué)帰國(guó)者3人が共同で立ち上げた。自習(xí)室を開(kāi)こうと思った理由について、共同創(chuàng)始者の一人である蘇家輝さんは、「今年初め、深セン市図書館で、基金関係の資格を取得するために勉強(qiáng)しようと思った時(shí)、図書館はいつも満席であることに気付いた。深センは若者が多く、いろんな職業(yè)の資格を取るために勉強(qiáng)をしている人もとても多い。それで、勉強(qiáng)できる場(chǎng)所を必要としている人がとても多いだろうと思った」と説明する。
4月、有料図書館のマーケティングリサーチを行った後、蘇さんは別の共同創(chuàng)始者2人と、有料自習(xí)室を開(kāi)くことにした。今年9月、「有間自修室」を開(kāi)いた時(shí)、深センの有料の自習(xí)室は昨年の1軒から既に10數(shù)軒に増えていたという。
自習(xí)室の公共エリアで夕食を食べていた女性の王さんは、「深センの各図書館はとても混んでいて、朝早くに行って並んでも席を確保できるか分からない。喫茶店はうるさくて、勉強(qiáng)する雰囲気ではない。今年7月に、インターネットで有料自習(xí)室があるのを知ってから、色々な自習(xí)室に行って勉強(qiáng)するようになった。今は英語(yǔ)の試験勉強(qiáng)をしている」と話した。
王さんによると、「有間自修室」がオープンしてすぐにここに來(lái)るようになった。前はよく「時(shí)時(shí)早自習(xí)室」という「老舗」の自習(xí)室に行っていたが、2日前には予約しなければならないほど混み具合だったという。
「時(shí)時(shí)早自習(xí)室」とは昨年末にオープンした深セン初の有料自習(xí)室だ。今月16日に予約システムを見(jiàn)てみると、38席ある石廈支店は17日ほぼ予約でいっぱいになっていた。空席があるのは午前8:00-10:00と午前8:00-午後1:00で、それも2席しか空いていなかった。
現(xiàn)在、深センの有料自習(xí)室の料金は1時(shí)間當(dāng)たり平均9元。割安なカードや1週間使い放題、1ヶ月使い放題、3ヶ月使い放題などカードもあり、営業(yè)時(shí)間も長(zhǎng)く、無(wú)料で飲み物やおやつが提供されている。
「お金を払って自習(xí)」というのは既に中國(guó)では珍しいことではなくなっている。取材では、深センのほか、上海や合肥、青島にも有料自習(xí)室があることが分かった。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年10月18日