家を買うこと、借りることは、現代の都市生活における重要な構成要素だ。非常にお金がかかることであり、幸福度指數に影響する。不動産情報プラットフォームの貝殻找房はこのほど、取引データを利用して、北京、上海、広州、深セン、南京、蘇州、杭州、天津、廈門(アモイ)、重慶、成都、西安、長沙、武漢、鄭州の15都市を重點的にモニタリングし、「2019年上半期都市居住報告」を発表した。
▽中古住宅:購入者が若年化 女性が男性より早く購入
中古住宅の狀況をみると、2019年上半期の平均価格上位5都市は北京(1平方メートルあたり5萬9627元<1元は約15.7円>)、深セン(同5萬3641元)、上海(同4萬6054元)、廈門(同3萬5999元)、杭州(同3萬427元)だった。注目すべきは、廈門の中古物件の平均取引価格が一線都市の広州と準一線都市の杭州を上回ったことだ。15都市のうち、長沙の平均価格が最も低く、周辺都市と比較した時の「住まいのコストの低さ」が、人材を誘致する上での長沙の主な優位性となっている。
15都市にみられる突出した現象は、住宅購入者の若年化だ。
中でも長沙の購入者が最も若く、平均年齢は28.9歳だ。重慶は平均年齢の低下幅が最も大きく、18年上半期に比べて2歳も低下して31.5歳になった。今年上半期に平均年齢が高かったのは北京の34.1歳と深センの31.6歳だったが、いずれも前年同期より低下した。前年同期は北京34.5歳、深セン32歳だった。
また女性は経済面でも考え方という點でもますます獨立するようになり、住宅購入でもますます主體的になっている。同報告によれば、重慶、鄭州、深セン、天津、北京、廈門、広州、南京、杭州の9都市では、18年上半期に女性購入者の割合が上昇し、中でも重慶は48.6%に達して、男女比がほぼ半々になった。深セン、杭州、長沙など9都市では女性購入者の平均年齢が男性よりも若く、中でも長沙は開きが最も大きく女性が1.4歳若かった。
▽新築住宅:廈門の価格が一線都市並み 杭州の売れ足が最速
廈門は中古データの高止まりだけで亡く、新築住宅の平均販売価格が1平方メートルあたり3萬3476元に達し、北京、上海、深センの後ろにぴたりと続いた。興味深い現象として、常に話題を提供する杭州市場が新築物件の在庫消化ペースで改めて存在感を示したことだ。データによると、全國14都市の人気物件の都市別內覧成約率では杭州がトップで、內覧成約率トップ10物件でも、杭州の物件が4つ並んだ。同報告は、「杭州の新築物件の売れ足が速いのは、住宅市場が供給不足の狀態にあることが一因」と指摘した。業界関係者によると、「2019年上半期には、杭州は新築物件の供給が不足気味だったため、取引件數が減少したが、市場の熱気は冷めていない。一定の供給量がある地域はたちまち人気の住宅販売エリアになる」という。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年7月25日