福建省福州市にある「デジタル中國」教育タウンで、VRゴーグルを裝著し、タブレットPCを手にした大學生らがコンテナ內で授業を受けている。黒板は電子ホワイトボードだ。このコンテナ式移動教室はアフリカに輸出される。最初の輸出先はエジプトだ。中國新聞網が伝えた。
このコンテナ式移動教室は網竜網絡公司の新製品「Pop-up Classroom」。同社の熊立CEOによると、スマート教室モジュールは積木のようなもので、わずか數時間で設置を完了し、使用することができる。
熊氏によると、エジプト政府はコンテナ式移動スマート教室を大量に購入し、3年以內にエジプト各地に26萬5000部屋設置する計畫だ。現地ではスマート教室の建設費用は本來1部屋100萬元に上るが、コンテナ式移動スマート教室ならわずか20萬元ですむ。
「これは『一帯一路』建設のもたらす発展のチャンスであると同時に、こうした低コストのスマート教室によって、教育資源の配分不均衡といった現地の問題を改善できる」。熊氏によると、同社はアフリカ諸國にスマート教室の教育資源も提供する。コンテナの外裝にエジプト風の模様を施したのと同様、教育資源も現地の文化を完全に尊重するという。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年4月30日