中國國內で設計最高速度が最も速い鉄道交通路線となる北京地下鉄の新空港路線1期工事は、このほど全線が貫通した。次は電気機械設備の取り付けや內裝部分の施行の段階に入るという。中國中央テレビが伝えた。
新路線1期工事は全長41.4キロメートルで、豊臺區と大興區の2區を経由する。駅は草橋駅、磁各荘駅、新空港北ターミナルビル駅の3ヶ所で、すべての駅で乗り換えが可能になる。
新路線の車両は、設計時速が160キロメートルに達し、現時點で全國最速の地下鉄になる。鉄道車両がもつ高速という性能はもとより、地下鉄車両がもつ駅間距離の短さという特徴も併せ持ち、停車や発車を頻繁に繰り返すことが可能な設計上の特徴も備える。また全自動運転を実現する諸々の條件も備えている。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年4月28日