近い將來、バスに乗ると5G+4KのハイビジョンIPTVを楽しめるようになる。映畫は途中で止まることなく、早送りと巻き戻しにもまったく時間がかからない。広州市黃埔區科學広場展示ホールの5G超高速體験エリアの「珍寶5Gバス」內で14日、5G信號が広州電信による初の5G商用化端末によりWi-Fi信號に変換された。車內ではさらに5G+ハイビジョンテレビ會議が可能となっていた。科技日報が伝えた。
広州電信の関係責任者は「バスに緊急事態が発生すると、調整?指揮センターはバスと動畫で結びつき直接調整を行う。同技術はさらにビジネス分野に広く活用でき、最多16回線のハイビジョン接続が可能だ」と説明した。
同日開かれた広東省5Gモデルエリア共同建設調印式並びに広州ハイテク區?広州開発區?黃埔區5Gモデルネットワーク開通イベントにおいて、広州市黨委員會常務委員、黃埔區委員會広州開発區黨工委の周亜偉書記が、科學広場展示ホールで粵港澳大灣區の初の5G電話をした。これは同區が正式に5G時代に入ったことを意味している。
広州は全國第1陣の5G試行都市の一つだ。3大通信事業者は現在、広州國際生物島、広州科學城などで5G基地局を100局近く設置している。
「広州市黃埔區5Gモデルネットワーク」の開通式も同日開かれた。同區はネットワークの展開を加速しており、年內に5G基地局を3500局設置する見通しだ。5G産業の発展に適した生態環境を構築するため、同區は今年2月に「5G産業化10條」など一連の政策を急ぐと打ち出した。5G産業基金も同時に設立され、5G特色産業団地を構築する。民間資本を導入し、區內の巨大な5G応用市場を開放し、5G人材及び企業を誘致する。同區は現在、5G中核部品、5Gネットワーク設備、5G端末設備などの50社近くを集めており、生産額は200億元(1元は約16.7円)を超えている。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年4月15日