北京時(shí)間4月10日夜、世界各國の科學(xué)研究者が協(xié)力する天文観測プロジェクト「Event Horizon Telescope(EHT)」は、人類史上で初めて撮影に成功したブラックホールの畫像を6ヶ國で同時(shí)に発表し、世界中で大きな話題となっている。
関連の研究にすでに十?dāng)?shù)年にわたって參加している日本の國立天文臺(tái)、水沢VLBI観測所の助教?秦和弘氏は、「EHTでは、各研究者の協(xié)力や意思の疎通、意見交換、交流が非常に大切」と話す。
そして、「EHTでは、各國の科學(xué)研究者同士が密接に協(xié)力し、研究が継続的に進(jìn)展してきた。それには中國人の科學(xué)者も含まれており、彼らとは楽しくスムーズに仕事ができている。上海の天文研究チームのレベルの高さは広く知られており、日本も上海の研究者と協(xié)力している。同観測プロジェクトでは、世界各國が望遠(yuǎn)鏡で初めてこのような観測を行うため、観測提案書を作らなければならない。その提案書を日本の研究者と上海の研究者が協(xié)力して作っている」と説明。
その他、「EHTがまとめ、発表した観測結(jié)果は、長年にわたり続けられた観測や技術(shù)、理論の蓄積に基いており、それは世界各地の研究者の密接な協(xié)力と切っても切れない関係にある。技術(shù)のブレイクスルーや世界最高レベルの電波天文臺(tái)間の連攜、アルゴリズムのイノベーションなどが一つになり、ブラックホールを知る新しい窓を開けることができた。今後も、このようなハイレベルな技術(shù)協(xié)力が続くことを願(yuàn)っている」とし、「EHTは各國の競爭ではなく、世界が共に人類共通の科學(xué)的問題を解くプロジェクト。そのため、日本や世界各國の天文研究者が協(xié)力して、人類共通の未解決問題を解決することが今後の発展方向だ」と語った。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年4月15日